睡蓮鉢でメダカのビオトープにチャレンジ 【Vol.1 : 準備・設置編】
睡蓮鉢を使ってビオトープを作ってみましたのでご紹介します。
既に我が家には以前の記事で紹介した、メダカの屋内水槽が有りますが、前々から庭先のビオトープにメダカを入れて飼うことが憧れでした。
メダカは横から見るよりも上から見ることにより、メダカ本来の美しさを観賞できるのは言うまでもありません。
また、屋外の自然環境で育てることにより、水中プランクトンや虫を食べることで餌やりもほぼ不要とのこと。
さらに、うまくいけばメダカ達は自然繁殖も行なってくれるのではないかと期待してます。
まずは作ったビオトープの写真を掲載します。
2種類作ってみました。
左側は、ホームセンターで購入したプラスチック製の睡蓮鉢。
右側は、格安で購入した信楽焼の睡蓮鉢。
ホームセンターで安く売られていた赤玉土をそれぞれに敷き詰めました。
左側の睡蓮鉢に植えてある水生植物は、近くの森の中の池で自然採取してきたもので、私の確認が正しければ「ヒメホタルイ」という水生植物だと思います。インターネットでは「ヒメホタルイ」は600円程で売られてました。この植物の隙間がメダカ稚魚の隠れ場所にはもってこいだと思ってます。
今ある屋内水槽でのメダカ自然繁殖は不可能です。春以降、毎日のように親メダカは卵を産みますが、卵から稚魚が産まれても隠れ場所が無いためにすぐに親メダカに食べられてしまいます。そのため、現在はメダカを増やす際は、親メダカのお腹に付いた卵を指で採卵し、別水槽で卵から孵化させて稚魚を育てるといった大変手間のかかる作業をして繁殖させています。今回のビオトープ内でうまく自然繁殖してくれれば、卵を採取して別水槽で稚魚を育てるという現在の手間のかかる方法から解放されますので、大変期待してます。
コケ付きの石も、森からの自然採取です。
とりあえず、めだか6匹入れました。
右側の睡蓮鉢にも自然採取してきたコケ付きの石を入れました。
また、昨年購入した「ウォーターポピー」という水生植物が冬を越しても未だ生きている模様なので、とりあえず水中に沈めて見て様子をみることにしました。
睡蓮のような植物なのでうまく育って花が咲いてくれればと思ってます。
こちらの睡蓮鉢にもメダカ6匹入れました。
ところで、「庭にビオトープを作りたいけど、ボウフラが湧いて蚊が大量発生してしまうのでは?」と心配してしまう方がいらっしゃるのではないかと思いますが、心配ご無用です。
もちろん、蚊が水面に卵を産み付けにやってきますが、ボウフラは湧きません。何故なら、メダカ達が食べてくれるからです。
逆に言うと、ボウフラ対策のため、メダカのような小魚を睡蓮鉢に入れておく必要がありますね。
ビオトープを準備・設置してから未だ1週間も経ってませんが、メダカ達は屋内水槽に居た時よりも活発になり、お互いに追っかけまわって楽しんでいるような気がします。
さらに太陽光にあたって日本メダカ特有の背中の金色がなんとも鮮やかに鑑賞できますので、やはりメダカは上から鑑賞するものだと、つくづく実感しました。
ビオトープ製作者としては大変未熟な私であり、手探りな状態ですが、ちょっとずつ改良していって美しいレイアウトに仕上げていこうと思ってます。
時々経過報告いたします。