蚊対策~~ボウフラ発生を防ぐ~~ 【雨水桝編】
9月に入りましたが、まだまだ蚊に悩まされ続けますね。
ホームセンターでは蚊避けスプレーや蚊取線香など、蚊対策グッズが大変多く売られてます。我が家もいつもお世話になってます。
我が家は家内が庭いじりが好きなので、天気の良い日は花壇に花や野菜を植えたりして楽しんでいるのですが、困ったことに蚊がそこそこ寄ってきます。
そこで疑問が...
こいつらは、どこから発生してくるのか???
家の近所には溜め池とかそういった場所は有りません。
近所の誰かの家に放置された植木鉢に雨水が溜まって、そういったところから発生していたりするのだろうと思っていました。
念のため、今一度、我が家の敷地内をチェック。
!? これは!?
白いマンホール??
調べてみると、これは「雨水枡」といって、屋根の樋を伝って流れてくる雨水の中継場所によく設置されていて、我が家にも5箇所あります。
蓋は合成樹脂で作られていて、大変軽く、子供でも簡単に開けることが出来ます。
ご覧の通り、蓋に穴が2つ空いてます。
めっちゃ気になります。
開けてみるとビックリ!
ボウフラが発生しているではありませんか!!
蓋の穴から蚊が入って卵を産み付けているのでしょう。
そもそも、なぜ蓋に2箇所穴が空いてるのか?
蓋を開けるときに指を入れるため?
こんなに蓋が軽いのであれば、穴を空けるまでの必要はないでしょ?
穴が無くても蓋の端をつまめば簡単に開きます。
さらに、穴が空いているせいで、その穴から周りの砂利が大量に雨水桝に入ってしまってます。
これについてもちょっと調べてみました。
大雨になった際、庭に溜まった雨水がこの穴から流れ落ち、庭が雨水で溢れないようにするという理由があるようです。
インターネットで雨水枡の蓋を調べたところ、穴が塞がった蓋、穴が開いた蓋、いろいろと種類があるようです。
我が家の蓋は、敢えて穴が開いた蓋になっているようです。
でもなあ~、蚊がなあ~....
スプレーとか薬品を撒いても、その場しのぎで単発的な対策だし...
しょっちゅう撒いているとお金もかかるし、環境にも悪そうだし...
10円玉などの銅板を沈めるという方法もあるようですが、効果に疑問があるし、そもそも異物を入れておくのは嫌ですし、お金を投げ入れるなんて罰当たりだと思います。
そこで、いろいろと調べた結果、ほとんどお金をかけずに実施できる方法を見つけました。
それは、網戸の網を使った対策です。
まず、ホームセンターで網戸の網を安く購入します。
切り売りコーナーがあるので、そこで必要最小限の大きさを買います。
網の目は、蚊が通らないようにできるだけ小さめが良いでしょう。
雨水枡5か所分が足りる大きさで100円ちょっとだったと思います。
安いでしょ?
買ってきた網を雨水枡一つ分の大きさに適当に切り、雨水桝にかぶせ、上から蓋を閉めます。
そして、雨水枡の形に沿ってハサミでチョキチョキ...
網は衝撃振動や周囲の砂利が乗っかって少々沈んでいくので、少々数センチ余裕を持って切るのが良いでしょう。
ま、ちょっと見た目が悪いかもしれませんが、蚊が発生するよりはマシと私は思ってます。
この対策を実施したのが7月。そして今日9月に入りましたが、ボウフラは一匹たりとも発生しませんでした。
効果抜群!!
さらに周りの砂利が雨水桝に落ちるのも防いでくれるので一石二鳥!
インターネットでいろいろと調べると、雨水桝の蓋の穴をふさぐ金網の部品のようなものも売ってたりしますが、一個で数百円もするので節約志向の我が家にはNGです。
大変安いので、子供のイタズラなどで紛失したりしても財布へのダメージは最小限です。
この網戸の網での対策、とりあえずやってみましたが、その価値はあったと思います。
対策を行なってから、我が家の庭に飛んでいる蚊の量は少なくなったような気がします。
さらに、以前にセアカゴケグモが雨水枡の中にいたという記事を掲載させて頂きましたが、そういった害虫を雨水枡の中に入れさせないようにする対策にも持ってこいだと思います!!
対策する前は、ムカデやら大きいクモやら、虫を捕える害虫が雨水枡の中に多く潜んでいましたが、最近はほとんどみられません。対策のおかげで外から餌となる虫が入って来ないわけですからね!
こんな感じで、自分の家の敷地内でボウフラが発生する対策を全ての家で実施すると、劇的に近所から蚊が少なくなるのではないでしょうか???
っていうか、ボウフラが発生する雨水桝を何故設置し続けるのでしょう?
蚊をシャットアウトする雨水桝ができれば、普及すると思いますが。
蓋に穴の空いた雨水桝って、蚊に卵を産んでくださいって言ってるようなもんですよね!
こういうの、メディアで取り上げれば凄い反響だと思うのですが.....
以下記事にボウフラ対策をまとめてますので、宜しければ覗いてみてください。