竹から「竹とんぼ」を作ってみました!
たまたまタダで手に入った竹。
これで子供達のために竹とんぼを作ってみることにしました。
まずは家に有った斧で半分に割ります。
斧ではなくても鉈(ナタ)でも良いと思います。
我が家は斧しかなかったので斧を使用しました。
初めての竹割。ドキドキ...
「竹を割ったよう...」ということわざにもあるように、スパンと綺麗に割れました。キモチイイ~!
次にこれを15cmと12cmの長さになるよう、ノコギリでカットします。
次に、長さ15㎝のものは幅7mm程に、12cmのものは幅20mm程に斧で割ります。
長さ15cmの細いものは竹とんぼの軸に、長さ12cmの幅広のものは羽に使います。
これからはカッターの出番です。
羽になる竹の中心部に●印を付けておき、斜めに刃を入れます。
横から見るとこんな感じ。
斜めに①部分を削ります。
反対側も同じように入れます。
続いて裏側も。
斜めに②部分を削ります。
次に、細くカットしておいた竹で軸を作ります。
角を落とすように、丸くなるように形を整えていきます。
断面写真でみるとこんな感じ。
綺麗に丸くなるように削ります。
軸の太さは、羽の重さとのバランスもあるのでそれぞれですが、私の場合は4~5mm程の太さにしました。竹串やお団子の串くらいの細さは、私にとって回しずらいので。
軸の先端を羽中心に圧入できるように、軸先端の太さは羽中心穴よりも少々太くなるように加工します。
羽の穴も軸先端とのかみ合い具合を確認しながら空けます。
羽に軸を差し込み、羽の左右バランスを確認します。
重たいほうは削って調整します。
羽は薄ければ薄いほど良いと思いますが、薄すぎるとすぐに割れてしまいます。
私の場合は2~3mmの薄さに削りました。
横から見たらこんな感じ。
最後に羽の角が危ないのでサンドペーパーで丸くします。
左側が削る前、右側が削った後。
何度か試し飛ばしをし、最後に木工用ボンドで固定します。
完成です。
初めて作りましたが、出来は上々! めっちゃ飛びます。
私も幼少期に竹とんぼで遊んだ記憶はありますが、ここまで飛ぶ竹とんぼは初めてです。
竹とんぼの羽の幅の長さ、薄さ、軸の太さ、いろいろと変えたものを作ってみて、自分のベスト竹とんぼを作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
子供達も竹とんぼで毎日遊んでくれてます。
ちなみに、遊ぶのは芝生の上が良いと思います。
コンクリートなどの硬い地面の上では竹とんぼが破損しやすくなりますので。