海外では現金払い?クレジットカード払い?
海外に行ったとき、まず空港内で両替をするという人は多いはず。
その際、どれだけ両替をしますか?
海外での支払いは、クレジットカード払いを基本にし、クレジットカードが使えないと想定される支払のみを考慮した最低限必要な金額だけを両替することをお勧めします。
何故なら、換算レートが全然違うからです。
現地空港で両替を行なった場合、換算レートが悪いだけでなく、手数料がかかってしまいます。
この間、ドイツに5日間訪問してきましたので、その実体験をもとに検証したいと思います。
まずはドイツ入国後、ユーロへ換金。
レンタカーを借りる計画だったので、駐車場での支払いはクレジットカードが使えないところが多いのと、雑費を含めて最低限必要な金額をざくっと事前に計算し、20,000円だけをユーロへ換金。
換算レート1€=約158円、そして3.95EURの手数料で121.95EURになりました。
手数料合わせて、ざっくりと1€=164円 の計算になります。(レート悪!)
現金しか受け付けてもらえなかったところは現金払いにし、それ以外は全てクレジットカード払いにした結果、5日間の滞在で、クレジットカード払いは合計291.67EURとなりました。
(最後の方は現金を使い切るためにクレジットOKなところも現金で支払いましたが)
帰国後、クレジットカード会社からの明細を確認したところ、それらは結局合計して38,825円に換算されて引落しされてました。
すなわち、ざっくりと1€=133円。
どうです? 1€が164円と133円。こんなにも違います。
支払日がそれぞれ違うので換算レートが勿論バラバラですが、クレジットカード払いのほうがレートが悪くなるというのはまず無いでしょう。
もし今回、クレジットで支払ったものを全て現金払いしていたら、ざっくり計算で38,825円が47,834円、すなわち9,009円高く支払わなければなりませんでした。
2割以上増しの計算になります。
文字が小さくて見難いですが、以下にまとめてます。
スキミング等のクレジットカード犯罪が多いアジア地域等なら兎も角、カード社会のヨーロッパ等では、クレジットカードでの支払いがお得です。
あまり現金を持ち歩かないようにすることもでき、スリに遭った時の被害額も少なくて済みます。
また、両替した現金が余った時の影響(損した金額)も少なくて済みますね。
さらに、旅行期間中にクレジットカードを使えば海外傷害保険が適用されるカードも有りますので、事前に調べておけば良いと思います。