【注文住宅】取り入れて良かった、やって良かったこと。
これまで国内海外合わせて10回以上の引っ越しを経験していろんな住居を経験してきた私たち家族は、2年以上前に夢の戸建てマイホームを建てました。
いろんな住居に住んできた結果として間取りや設備に「こだわり」が多くなってしまったことから、自由設計のできる注文住宅で家を建てることにし、その「こだわり」を間取りや設備にトコトン取り入れました。
住み始めて2年以上が経過しましたが、失敗は他の方々と比べると少ないと思います。逆に「やっておいて良かった~!」と思えることが多々あります。
今回、その「やって良かったこと」をご紹介したいと思います。
- 1.屋根裏収納の設置
- 2.玄関横の土間収納の設置
- 3.2階にもトイレ設置
- 4.コンセントの配置と高さを吟味
- 5.収納棚に配線用穴を確保
- 6.照明スイッチの配置を吟味
- 7.人感センサー付照明の設置
- 8.人感センサー付門灯の設置
- 9.洗面台横にパネル設置でコーキング
- 10.2階に洗濯物干しスペースの設置
- 11.フリーソフトの2次元設計CADの活用
- 12.テレビアンテナの設置
- 追加: これもやっておけば良かった!
- 最後に
1.屋根裏収納の設置
これを取り入れてなかったら...と思うとゾっとします。
キャンプ用品、クリスマスの飾り物などの季節用品、来客用の布団、季節向けカーペット、旅行用大型カバン、思い出のグッズ、などなどを屋根裏収納に置いてますが、本当に重宝してます。
この屋根裏収納のお陰で、他の生活スペースにモノが溢れなくて済んでます。
オプション代金はかかりましたが、投資対効果は圧倒的に高いと思いました。
2.玄関横の土間収納の設置
狭いながらも付けて良かったと思ってます。
ゴルフバッグ、スキーの板、ズッシリと重いテントなどのキャンプ用品、子供の虫捕り網などのグッズなど、屋根裏収納スペースに持っていくには大変で且つ使用頻度の高いものを置いてます。
3.2階にもトイレ設置
これは本当、必要でしたね。
2階から1階のトイレ、急いでいるときほど遠く感じます。
小さな子供がいる家庭は特にそう感じるのではないでしょうか。
1階に来客が来ている際にも、2階のトイレは大変重宝しますね。
4.コンセントの配置と高さを吟味
これは、シミュレーションが大変大事です。
何処にどの家具や電化製品を置くのか、掃除の際にどこにコンセントが有れば便利か、といったシミュレーションは頭が擦り切れるくらい行なう必要が有ります。
例えば、我が家は新居のためにお洒落なテレビ台を購入したのですが、そのテレビ台の寸法を事前に測定し、そのテレビ台の中のどこにDVDプレーヤー等を置くのか、どこの高さにコンセントが有れば配線の取り回しに大丈夫なのかを事前にチェックし、コンセントの配置に反映しました。
せっかく高いテレビ台を購入したのに、いざ置いてみるとコンセントの出っ張りや、コンセントに差したプラグの出っ張りがテレビ台の枠に干渉してしまってテレビ台が奥まで綺麗に納まらない、というような失敗事例は良く聞きますよね。
コンセントの配置についての失敗事例は良く聞きますので、労力を惜しまずにやりましょう。
5.収納棚に配線用穴を確保
どこに何を置くかをしっかりシミュレーションすることにより、「有ったら便利だな」と思って付けたものです。
写真はテレビ台の横にある収納棚ですが、下奥に見えるように配線用の穴を開けました。今はこの棚にテレビゲームの本体を置き、この穴を通して配線をテレビと繋いでますので、配線繋ぎっぱなしの状態でも外からは配線が見えません。
また、この穴を通して電源延長コードを配線できるので、コンセントの設置数削減にも繋がります。
他の棚も合わせて私は3箇所の穴を開けてもらいました。
お陰で、電源コードやLANケーブルなどの線が無残に散らかっているようなことはありません。
6.照明スイッチの配置を吟味
これも、シミュレーションが大変大事です。
例えば、我が家は2階に上がる階段は玄関側とは違うところにあるのですが、リビング・ダイニングの照明スイッチを玄関側と階段下とそれぞれに付けました。
その結果、家を出入りするときは玄関側のスイッチを使い、階段を上り下りするときには階段下のスイッチを使えますので、無駄な生活動線を無くすことができました。
照明スイッチのシミュレーションは忘れずにやりましょう。
7.人感センサー付照明の設置
玄関と、1階トイレ・洗面所までの廊下の照明を人感センサー付にしました。
暗い外から帰ってきて玄関扉を開けるとすぐに照明が付いてくれるので、暗いところを照明スイッチを手探りで探してスイッチ周りを汚す事もありませんし、トイレや洗面所へ行く回数は毎日本当に多いですがスイッチ入/切する面倒もなく、スイッチ切り忘れも防げます。
大変なストレスフリー化となります。
ちなみに、明るい昼間は照明が付かないという優れものです。どれくらいの暗さから照明を付けるか設定が出来ます。
2階の廊下も人感センサー付にしても良かったな、と思ってる程です。
8.人感センサー付門灯の設置
昼間、住宅街を歩いていると門灯を付けっ放しにしている家を良く見かけませんか?
電気代、もったいないですね。
毎日スイッチ入/切するのも大変面倒ですよね。
門灯を人感センサー付にすることにより、そういった面倒を全て無くしてくれます。
大変なストレスフリー化となります。
さらに、防犯にも役立ちます。
さらにさらに、真夜中に帰宅してもポッと電気付いてくれますので、暗闇の中で鍵や鍵穴を探すのにジタバタしてしまうということも無くなります。
9.洗面台横にパネル設置でコーキング
これまで幾つかの住宅に住んで経験を積んだ上での「こだわり」でした。
洗面台と壁の間に隙間は絶対に作りたくありませんでした。
隙間があいてると、必ずゴミや水が落ちていき、掃除に困ります。
なので洗面台横にホーローパネルを取り付け、洗面台との隙間をコーキング剤でしっかり埋めて水侵入防止。
パネルがあることで大変清潔に保てますが、さらにマグネットがくっつきますので、小物設置に便利です。
10.2階に洗濯物干しスペースの設置
奥さんの拘りで、2階に物干しスペースを作りました。
私も含めて奥さんも鼻炎アレルギーなので、我が家の洗濯物干しは家の中です。
2階に洗濯物干しスペースが有れば、乾けば隣のタンスへすぐに収納できます。
洗濯機も2階に持ってくれば良いのではないかとも思いましたが、子供も小さくいつも泥んこで帰ってくるので、洗濯機は1階の風呂場横が良いということで、洗濯機は1階にしました。
11.フリーソフトの2次元設計CADの活用
これは少々難易度が高いですが、私自身でも間取設計をいろいろと考え、後悔の無いように努力しました。
インターネットでフリーソフトを入手できます。
間取りが確定した後、家が建築されている間にそれぞれの家具をどこにどのように置こうかとシミュレーションすることにも活用できます。
12.テレビアンテナの設置
これは注文住宅設計とは関係なく建築後の内容です。
私はデザインアンテナを設置しました。
写真のような八木式アンテナは価格的には最も安いですが、必ずカラス等の鳥がとまる場所に使われてしまい、屋根の上に糞を落とされてしまう原因となります。
その点、デザインアンテナは家の外壁に固定するので鳥がとまることはありません。
インターネット契約でテレビ回線も合わせてセット契約する方法も有りますが、毎月、永久にテレビ回線費用を払い続ける必要があります。
その点、アンテナ設置は初期費用を払ってしまえば後はタダです。(NHKは払わなければなりませんが)
デザインアンテナは八木式アンテナよりも高価ですが、インターネット契約することを考えれば、5年くらいでモトがとれます。
インターネット会社を変更するときもテレビ回線は別なので変更しやすいです。
追加: これもやっておけば良かった!
これは実際に住んでみないとわからないことですが、家族団らんの多い1階リビング・ダイニング周りの窓と、台所横の勝手口を二重窓、二重扉にすれば良かったと重々思ってます。
真冬、真夏の暖房と冷房の効きを良くしてくれるのは勿論ですが、それ以上に私は外との遮音性に現在困ってます。
特に、台所横のステンレス製の勝手口は、閉めててもビックリするほど家の中の声が外に漏れますし、外からの騒音が中に入ってきます。
防音対策、やっておけば良かったと後悔してます。
住宅密集地ではなおさらだと思います。
最後に
基本デザインはそのハウスメーカーによりますが、細かい設計はその設計担当者に委ねられます。その設計担当者の理想・センスと自分の理想・センスが100%マッチしていたら担当者に「お任せ」にしておけば良いでしょうが、100%マッチすることはあり得ません。
一生で一番高い買い物です。とことん細かく吟味し、うるさいほど設計者にリクエストし、後で後悔することの無いように、ストレスフリーで生活できるようにすることが大切ですね。