蚊対策~~ボウフラ発生を防ぐ~~ 【貯水式プランター編】(その壱)
我が家では狭い庭にも関わらず、家庭菜園にもチャレンジしています。
しかしながら、夏場の暑い日なんかに外出してしまうと水やりを怠りせっかくの植物がヘナ~ってなり、最悪の場合は枯れてしまうことも...
そこで、便利な貯水式のプランターがあると知り、購入してみました。
「アップルウェアー 楽々菜園DX 丸型360」
写真左側に大きな半円系の穴がありますが、これはこれ以上水が貯まらないようにする目的と、そこから給水ができるという「オーバーフロー・給水穴」です。
ここより下に水が貯水されるという構造です。
「オーバーフロー・給水穴」の下に小さい丸形状のものが見えますが、ここは「止水・排水穴」であり、常時ポリ栓で止水されており、そのポリ栓を抜くと排水される仕組みです。
また、右側に、縦長の穴が幾つも見えますが、これは通気性を良くするための「サイドスリット」ということです。
しばらく使ってみましたが、貯水層の水のお陰で植物がヘナーってなりません。
水を撒かないと周囲の植物はヘナーってなるのに、これはなりません!
最高です。
しかしながら、これには最大の欠点が....
上の写真をご覧になればおわかりと思いますが、貯水層が蚊の恰好の繁殖場になってしまいます。
オーバーフロー・給水穴はもちろんのこと、サイドスリット穴も、貯水層への蚊の通り道になってしまってます。
しばらく放置した貯水層の水を抜いてみました。
ボウフラやら、小さなコバエのようなものやら、いろんなものがおり、確かに害虫の繁殖場になっていること間違いなしでした。
この貯水式プランターに、何かボウフラ対策はないかと色々と調べてみましたが、貯水層中に生まれたボウフラが成虫(蚊)になってしまう前に、1週間に1回の頻度で貯水層の水換えをするのが貯水式プランターでは常識となっているようです。
1週間に1回の水替え...
面倒くさ!!
さらに、わざわざボウフラを繁殖させてあげて、ボウフラを水と一緒に排水してボウフラを死滅させるという作業も、なんか嫌ですよね...
私なりに対策を考えました。
そうです、以前の「雨水枡」の記事で紹介した、網戸の網を使った方法です。
「雨水枡」の対策で購入した網戸の網が少々残っていたので、それを使ってやってみました。
まずは「サイドスリット」。
網戸の網をハサミでサイドスリットの部分を覆える大きさにチョキチョキ...
そして、ビニールテープで貼り付けます。
サイドスリットは、合計3箇所ありますので、残り2箇所も同じく実施。
「オーバーフロー・給水穴」部へも何とか貼り付けて完了。
「止水・排水穴」は網で覆ってませんので排水は問題なくできます。
これで蚊が貯水部に入っていく心配は無くなりました!
プランターの色が緑色なので緑色のビニールテープを使用しましたが、色が違い過ぎましたので黒色にすれば良かったと思います。
でも、ビニールテープの劣化具合を確認しやすいのでこれはこれで良いのではと思います。
見かけはちょっと悪いですが、初回としては上々だと思ってます。
試しに、水をたっぷりと入れてみて確認しました。
問題なくオーバーフロー(水溢れ)が出来てますので、機能性に問題ありません。
貯水層に給水したいときは、土の上からたっぷりと水を撒いてやれば良いだけですが、「オーバーフロー・給水穴」から給水したい際も、ホースやジョウロで横からかけてやれば給水することができますので問題ありません。
問題は、ビニールテープの粘着状態がどれだけ保てるか?ということですね。
私の推測では、1年位は保てるのでは、と思ってます。
1週間に1回の水交換に比べると、大変楽になります。
ま、これから様子見ですね。
それにしても、蚊の出入りをシャットアウトする網戸付きの穴の開いた貯水式プランターが開発されれば、結構売れると思うのですが、ね...
私が作ってみようかな?(笑)
以下記事にボウフラ対策をまとめてますので、宜しければ覗いてみてください。